角松敏生 ’89年 12月 作
Special Live '89.8.26 ~MORE DESIRE~
はっぴいえんど への想いがここに。
日比谷野外音楽堂での、ライブ盤です、鈴木茂、今剛、村上ポンタ秀一、斎藤ノブ、青木智仁、小林信吾、小池修、コーラスに高橋ジャッキー加代子、宮浦和美
当時、発売と同時に買ったこのアルバム どうもピンとこなかった。それは、はっぴいえんど、というバンドになじみがなかったこと、それ故、いままでの角松さんのアルバムと当然、色が違うってことが原因だった。ライナーを読んでみるとどうやら、これはすごいメンツらしい。はっぴいえんどは、70年代前半活躍していたらしく細野晴臣(YMOのメンバーってことで認識していた)、大滝詠一(ナイアガラレーベル。ナイアガラトライアングルとしての認識だった)などの名前からすごいメンツだと。
80年代に差し掛かろうとしてた頃に音楽に目覚めた私としちゃ、なんだかこのアルバムは、正直なじめなかった。
それは、CDパッケージの保存状態が、いまだに良いことでわかりました。
さすがに、白いプラケースは、黄色く色あせてきましたけどね。
聴き返してみると、
20年以上経過した今でも角松さんの、70年代、はっぴいえんどへの想いは色あせていなかった。
花いちもんめ 楽しんでプレイしてる様子は、さすがライブならでは。角松さんのボーカルも生き生きしてます。
レイニースティション 80年代のニューミュージックを聴いてきた私には、この曲がしっくりきますね
100ワットの恋人 原曲を聴いたことがない私でも、この曲はおそらくアレンジが秀逸なんだろうな、と、思わせる曲です。ギターのカッティング、ビブラフォンぽいソロキーボード、ポンタさんのタイコもいい。各ソロ回しもしっかりあり、実質7分にも及ぶ演奏は、すばらしいね
desire 今にしてみれば、この曲は、角松さん自身に向けて歌っていたのではないか、とさえ思わせる。(解釈は、人それぞれであり、このあたりはみなさんにお任せします)
ストリングスを入れたスタジオレコーディングの同曲をあわせて収録したのは、角松さんの想い入れだろう。
このアルバムの紹介も、もうおしまい このアルバムが愛聴盤となることを願って