special live '89.8.26 ~more desire~

fielder

2012年01月25日 19:00

角松敏生   ’89年 12月 作    Special Live '89.8.26 ~MORE DESIRE~ 



はっぴいえんど への想いがここに。
日比谷野外音楽堂での、ライブ盤です、鈴木茂、今剛、村上ポンタ秀一、斎藤ノブ、青木智仁、小林信吾、小池修、コーラスに高橋ジャッキー加代子、宮浦和美

当時、発売と同時に買ったこのアルバム どうもピンとこなかった。それは、はっぴいえんど、というバンドになじみがなかったこと、それ故、いままでの角松さんのアルバムと当然、色が違うってことが原因だった。ライナーを読んでみるとどうやら、これはすごいメンツらしい。はっぴいえんどは、70年代前半活躍していたらしく細野晴臣(YMOのメンバーってことで認識していた)、大滝詠一(ナイアガラレーベル。ナイアガラトライアングルとしての認識だった)などの名前からすごいメンツだと。
80年代に差し掛かろうとしてた頃に音楽に目覚めた私としちゃ、なんだかこのアルバムは、正直なじめなかった。
それは、CDパッケージの保存状態が、いまだに良いことでわかりました。
さすがに、白いプラケースは、黄色く色あせてきましたけどね。

聴き返してみると、
20年以上経過した今でも角松さんの、70年代、はっぴいえんどへの想いは色あせていなかった。

花いちもんめ  楽しんでプレイしてる様子は、さすがライブならでは。角松さんのボーカルも生き生きしてます。

レイニースティション  80年代のニューミュージックを聴いてきた私には、この曲がしっくりきますね

100ワットの恋人  原曲を聴いたことがない私でも、この曲はおそらくアレンジが秀逸なんだろうな、と、思わせる曲です。ギターのカッティング、ビブラフォンぽいソロキーボード、ポンタさんのタイコもいい。各ソロ回しもしっかりあり、実質7分にも及ぶ演奏は、すばらしいね

desire  今にしてみれば、この曲は、角松さん自身に向けて歌っていたのではないか、とさえ思わせる。(解釈は、人それぞれであり、このあたりはみなさんにお任せします)
ストリングスを入れたスタジオレコーディングの同曲をあわせて収録したのは、角松さんの想い入れだろう。


  このアルバムの紹介も、もうおしまい  このアルバムが愛聴盤となることを願って

   
     


あなたにおススメの記事
関連記事