角松敏生 ’90年 7月作
Legacy of You
インスト アルバム 第二弾 sea is a lady から三年 夏オトコ角松さんが、またヤッテくれた。
たまりにたまった、その欲求をギターにぶちまけた。短い夏だからこその季節感がアルバムを通して表現されてます。
日本全国をまわって得た感性が、そこかしこにあるね。
At Canal St Club(MISAKO) いかにも!の角松さんの特有の打ち込みにのせて、アコースティックギターで奏でられるミディアムナンバー 艶やかな夜の風景 イメージできますよね
流氷(YURIKO) 軽快な正統派フュージョンとでもいえそうなナンバー、かなりテクニカルで乗れるね~
Tsugaru(KEIKO) 高橋竹与(現 高橋竹山)さんの津軽三味線をふんだんにフィーチャーしたかなりなアップナンバー。角松さんもギターをギンギンに弾きまくってます、やや、オーバープロデュースぎみかも、(この辺は、角松さんも承知のはず)だが、中途半端よりこれくらいアバンギャルドの方がいいと思う。これほど三味線とフュージョンギターがコラボしたのはかなり画期的! 爽快! なにげに好きですよ。
Stress by ストレス(CHISATO M.) 森高千里さんの足に魅かれたナンバー(笑) この辺から、ドラムも、角松さん叩きだしたんだっけ?
Twilight River(YUKARI) この曲が、一番のおきにいりで、ございます。夕景がイメージできるリラックスできるね~、本田さんのSAXもよくブロウしてるし、ジャッキーと宮浦さんのヴォーカルがフィーチャーされてシャカタクをも髣髴(あ、変換できた!書けません(笑)) ほうふつ、とさせるアレンジ。
NH-CA's Struttin(Crossing at airport)(SANAE) なんてキャッチーなメロディー!友成さんのオルガンが聴ける。
Parasail(at Ramada Beach)(REIKO) う~ん、これぞ夏!これもキャッチーですね、あ~夏が恋しいなぁ。
SATO 火照ったカラダを鎮めるようなバラードをアコースティックで。ストリングスがドリーミィーですね
目を閉じれば、そこに風景が見えるのがインストのいいところ。インスト、フュージョンが好きな私はsea is a lady と、このアルバムは特別な思い入れがありますよ、インスト次回作を待望しているのは、私ひとりだけではないはず。
もう、このアルバムの紹介もおしまい、愛聴盤となることを願って