角松敏生 ’91年 12月作
TEARS BALLAD
バラード集である。 一番、精神的に苦しかったときの作品と、当時の会報を読み返して語っている。
ヒップホップ、R&Bなど先進的かつ伝統的なテイストを角松さんならではの感性で表現してきた中にあって、バラードはファンの間でも定評があるところ。バブル時代だったとはいえ、40万枚ものセールスを上げたこのアルバムを紹介します
THE LOST LOVE このアルバムのための書き下ろし2曲のうちの1曲。 「想いつづけることの大切さ」が、テーマ そして このアルバムのテーマでもあると。ひたむきさがひしひしと伝わってきます。
AUGUST RAIN '86年作 「touch and go」収録 ボーカルを再録音
花瓶 中山美穂さんへ提供した曲 アルバム「catch the night」収録 角松さんのシングル「もう一度・・・and then」のB面の曲でもあります。こちらはリミックスのみ。
YOU'RE MY ONLY SHININ' STAR 中山美穂さんの大ヒット曲です。英語で歌われてます。英語はレアですね~ 角松フリークならば、当然知っているでしょうが、この曲は角松さんの曲なのですよ!!
JUNE BRIDE 結婚式ソング。 シングル「this is my truth」のB面そして、アルバム「sea is a lady」でもインストで入っていました。ドラムと歌を入れ替えた。
サンタが泣いた日 新曲。浅野祥之さんのバンド 空と海と風と・・・ でやっていたインストに歌詞をつけて収録
STILL I'M IN LOVE WITH YOU 名曲です。 1stアルバム、そしてアルバムT’s ballad にもあったが、再録。 当時の会報には「1枚目から3枚目までのアルバムに入ってる曲はすべてやり直したいくらい・・・」と、語っている。
DISTANCE アコースティックバージョンにアレンジされている。アコースティックになったことで、よりストレートに伝わりますね
DESIRE いま、思えば 苦しかったんだろう・・・と慮る 何かを失うってもうそれは想像をはるかに超え人をここまで変えてしまうのですから。
最後は、DESIRE のインスト。オルゴールで、しめくくった
ヴォーカルやコーラスにかなり力を入れて録音したのでここがある到達点に達したと語ってます。
当時、年間50本ものライブをこなしていながらも、もう辞めちゃうのかなぁ・・・。って
名古屋のライブでもそのあたりの発言していたそうで、どうなっちゃうのか、って心配だったけれど、’92年 「FINAL」とついていた「あるがままに」ツアーが現実となってしまう。
そろそろ、このアルバムの紹介もおしまい、愛聴盤となることを願って