REBIRTH 1

fielder

2012年03月24日 01:52

角松敏生  2012年3月 作   REBIRTH 1 re-make best   BVCL-317

アーチスト活動 30周年の記念として制作されたリメイク・ベスト



本来ならば、2011年6月の横浜アリーナライブまでに、、という計画も間に合わないということになり 2011年4月 1998-2010ベストをまずは発売。12月には、横浜アリーナライブの映像作品をすばやく発売。そして2011年末からこのアルバムの録音を開始、2012年3月発売となった。

なんといってもデビュー30年、若かったころの歌を今のクオリティ、スキルでやり直したいという思いがずっとあったようで、
さて選曲というところで膨大な作品群からどれを選べばいいのか? オフィシャルサイトでもアンケートを募っていたほど。
私も勝手な思い入れで、何曲かリクエストして、RUSH HOURが、入っていてうれしかったですね。
(ま、私のリクエストのおかげかどうかは不明ですがね(笑))

CDブックレットには、角松さん本人の詳しいライナーノーツがあるので、そちらを参照してくださいな。

って、言ってしまうとなんとも張り合いないので、「あくまで個人の感想(笑)」を。

都会の雑踏のSEから始まる do you wanna dance '83年の12インチシングルが初出
このジャケット 女性のナマ足に赤いヒールで、ございましたね~
オリジナルをベースにしつつこれほどに軽快に生まれ変わったこの曲 ブラスも小気味いいし、間奏なんかゾクゾクします

Tokyo Tower  '85年 Gold Diggerより
  テンポを落としてヘヴィーファンクっぽくオトナな曲に仕上がった、このアレンジはライブではもうおなじみでこのバージョンが作品となったのはうれしい限り。そして、角松さんのスクラッチ!!

Girl in the Box オリジナルは'84年の12インチシングル  お待ちどおさま! エクササイズの時間です! 飛んで跳ねてくださいね。Don’t Stop!! っていう女性の声 いいねぇ  バックグラウンドヴォーカルのコジマエリさんとvahoEさんがこのアルバムから参加しています。角松さんのギターの音色がこのアルバムではかなり艶やかというか軽快であでやかさがある音になってます。(技術的にはよくわかりませんが)

RUSH HOUR  '82年 WEEKEND FLY TO THE SUNから。
なつかしのダブルボイスです。キャッチーなリフレインがいいですね こういうの待ってました!

A Widow on the Shore  '83年 ON THE CITY SHOREより
BEACH'S WIDOW という言葉の文法がイマイチということでリメイク。
アルバムの流れは、街から海へ。。。

SUMMER EMOTIONS  これも ON THE CITY SHORE より
リラックスしたリゾート感たっぷりのミディアムナンバー 潮騒のSEもいいっすなぁ

Wave  '81年 Sea breeze   より
落ち着いたバラードナンバー しっかりおなかから声が出てて聴いていてとっても心地よいです

No End Summer  '85年  Gold Digger  より
この曲聴くと、ああ、ライヴもそろそろおしまいかぁ~ 的なさみしさに襲われてしまいます。なにせ、ライヴでは終盤にはかかせない重要な歌 これが、ライヴでおなじみのアレンジってんですから感動ですね

After 5 Crash  オリジナルは'84年 AFTER 5 CLASH
海から、再び 街へ。。    オリジナルよりこれもテンポを落としブラスがいいアレンジ。ホーンアレンジ 中川英二郎 右チャンネルの角松さんのサイドギターを聴き逃すんじゃないですよ。

あるがままに  2011年12月の中野サンプラザと森のホール21のライブ会場にてお客さんのコーラスを収録したこの曲 私も 中野でしっかり歌ってまいりました。 角松さん 中野で感動してましたっけ。うまくできた~って。
4000人あまりの大コーラス  30周年の感謝を形にしたかったとのこと。こうして魂がこもっていると思うだけで感動です

こうして昇華し、生まれ変わった曲がCDとして何度も聴けるってことが震災の翌年の2012年にありがたい価値をもっていることに感謝です。元気と勇気をもらってる気がします。

REBIRTH 1  このアルバムに取りあげられなかった多くの曲を2、3、4と続けて発売してほしいですね。

あ、そういえば、ジャケは ジャズのアルバム ソニークラークのクールストラッティンに影響を受けつつ80年代のあの頃をイメージしたようです。

ソニーミュージックのサイトでもちょっぴり試聴できるようですのでそちらもどうぞ。

もう、このアルバムの紹介もそろそろおしまい、愛聴盤となることを願って



    




   


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