あるがままに

fielder

2012年03月25日 22:25

角松敏生  '92年 7月 作   あるがままに

ジャケットはなにかを示唆するようなモノクロ写真  ライナーも同様な夜景のモノクロ
あぁ、辞めちゃうのかなぁ 、しんどいんだよなぁ って思いながら歌詞をかみしめて聴いてた覚えがあります



さよならなんて絶対言わない  キャッチーなメロディとは裏腹に歌詞はかなりキビしいものに。ひたむきさが伝わる。スキューバダイビングを始めたことが歌詞にも表れはじめた。

夜をこえて  気付いて。振り向いて。捨てて。変われる。届け。 これらのキーワードで十分伝わる。

モノレール  けしてライヴで歌わなかった曲。 コーラスの分厚い広がりがいい。モノレールのSEもリアリティある。

香港街燈  個人的に先ごろ旅で横浜中華街を歩いた際にずっと頭の中でリフレインしていたのはこの曲。 香港は行ったことはないのですが、二人の思い出の地だったのですね。

せめて無事な夜を  私的に発売当時は、それほど印象になかったが後になって聴き返してみてハッとした、シビれた!と思った曲。 みなさんも自分にダブらせるところは多少はあるんじゃないでしょうか。

君がやりたかったSCUBA DIVING  スキューバダイビング リスクを負うからこそ味わえる美しさ

君を二度とはなさない  ドラム 村上ポンタ秀一 ベース 青木智仁 スタイリッシュでありつつ歌謡曲っぽくもありそこはそれ、アレンジが秀逸なのでね。ブラスもいいし春名さんのSAXもいいブロウしてる。

あるがままに アルバムの主題である。 2012年のリメイクベスト REBIRTH 1 でもラストに持ってきている。いまでもこの曲を聴くと当時の「辞めちゃうのか」って思いで胸がしめつけられる。


'93年 1月 日本武道館ライヴをもって凍結してしまう。

静かに酒飲みながらじっくり耳を傾ける そんな聴き方がいいのかもしれません。私のCDのプラケース、ライナーともかなり擦り切れています。それだけあちこちで聴いていたことになりますね。

 もう、このアルバムの紹介もそろそろおしまい 愛聴盤となることを願って


   


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