炭焼き谷ノスタルジー
暖かくなってきたので炭焼き谷の様子を見に行った。
小さな細い川で、けして魚影が濃いとは言えないのですが、うちから比較的近くて知る人ぞ知る流れ。
セローで林道入り口まで来ると一台、ワゴンRが止まっていた。おそらく釣り師だろう。
まだ、雪が残っている林道を一速ギアまたはエンストぎりぎりの二速ギアで入っていく。
雪解けでかなりぬかるんでいて走りづらい。
しばらく走って車が交差できる広さに止めると向こうから釣りの帰りと思われるオッチャンがウェーダーかかえて歩いてきた。
聞いてみるとえさ釣りらしく
、「なかなか釣れんわ、昔はよぅ釣れたんやけどな」
「手入れ入っとらんみたいや、すぐそこ崩れとるし・・・」 と言って去っていった。
立ち話している所からは見えなかったが先に進んでみると・・・
林道が完全に崩れていた
雪に足跡はたくさんついていたので往来はあるようだ。 ここから歩いて行ってみる
見覚えある懐かしい流れが見えた。ほっとすると同時にまだ先にも崩落箇所があるのかどうか心配に。
支流からの流れが林道真ん中に流れを作っていた、支流堰堤を乗り越えた土石流が林道に来ているところ数箇所
その先には4-5メートルの深さの大きな陥没
ここも大きく崩落、なんか厳しい、ここは大岩まわりの数少ない一級ポイントだったんだが。流れはあるが魚がいるかどうか。。
先に進むと炭焼き小屋が見えてきた、新しい幌があるからまだ作業は続いているんだろう
炭のいい香りが漂っている
こちらは、かなり古い小屋
流れを眺めているとロッドを持ってくればよかったか?と思ってしまう
ここらあたりで引き返そう。最初の堰堤までまだまだ先だけど遅くなると寒くなるから
林道の復旧はあるんだろうか?するとしても何年かかる?
もう魚はいないかもしれない。わずかにでも残っていてくれるといいけど・・・。
うねった流れがなくなりストレートになった場所も見かけた。豪雨がひどかったのだろう。
復旧工事も始まってしまえば早いのかも、と、淡い期待もあるけど。
二十四年の豪雨で崩落したのか、復旧を祈りたい
さて、日暮れまでに帰ります。花粉いっぱいで何度くしゃみしたことか。バイクどろどろ
もう、ここでは釣りできないかも知れないな
炭焼き小屋が見れただけでも良しとするか。
ノスタルジーと春の期待を求めていたけれど、落胆だけが残った
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