Nick DeCARO In Loving Memory of
Nick DeCARO In Loving Memory of
達郎さんのサンソンで、アラン・オデイ追悼ということで達郎さんにまつわるアラン・オデイ特集の一回目をやっていた。
アラン・オデイと言えば、達郎さんの曲の英語訳をやってたお人。まりやさんの
every night 達郎さんの
your eyes
そして アルバム
big wave からの曲など流れるなか、 ニック・デカロの名前が達郎さんから出た。
アレンジャーとして評価が高かった彼の名を聞いて「(やっと探し出した)棚からひとつまみ」
これは、92年 6月作のコンピレーション 追悼盤と言える。この92年3月に53歳の若さ心臓発作で亡くなっている
91年の
PRIVATE OCEAN 90年の
LOVE STORM、そして74年の
ITALIAN GRAFFITIから集められている。
このうち、
LOVE STORM が、達郎さんのカバーアルバムということだ。
ライナーで、雑誌の寄稿の抜粋という形でニック・デカロについて達郎さんが語っているが、その中で 日本のビクターから持ちかけられたカバー企画に不安があったものの以前からニックに魅力を感じていてOKを出したという。
曲
great communicator は達郎さんに捧げられたもの。
見るからに穏やか、温厚な人柄でそのまんまのAORの歌声にほっとする。バックにはデヴィッドTウォーカー、ハーヴィーメイソン、ニールラーセンなど手練達が固めている
ニック・デカロの
ONLY WITH YOU しっとりと落ち着いた演奏と歌声で癒しの境地。 単なる懐古主義ではなくエバーグリーンな輝きを今も放っている
愛聴盤となることを願って
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