Nick DeCARO  In Loving Memory of

fielder

2013年06月02日 21:34

Nick DeCARO  In Loving Memory of

達郎さんのサンソンで、アラン・オデイ追悼ということで達郎さんにまつわるアラン・オデイ特集の一回目をやっていた。

アラン・オデイと言えば、達郎さんの曲の英語訳をやってたお人。まりやさんのevery night 達郎さんの your eyes

そして アルバム big wave からの曲など流れるなか、 ニック・デカロの名前が達郎さんから出た。

アレンジャーとして評価が高かった彼の名を聞いて「(やっと探し出した)棚からひとつまみ」




これは、92年 6月作のコンピレーション 追悼盤と言える。この92年3月に53歳の若さ心臓発作で亡くなっている

91年のPRIVATE OCEAN 90年のLOVE STORM、そして74年のITALIAN GRAFFITIから集められている。

このうち、 LOVE STORM が、達郎さんのカバーアルバムということだ。

ライナーで、雑誌の寄稿の抜粋という形でニック・デカロについて達郎さんが語っているが、その中で 日本のビクターから持ちかけられたカバー企画に不安があったものの以前からニックに魅力を感じていてOKを出したという。

曲 great communicator は達郎さんに捧げられたもの。

見るからに穏やか、温厚な人柄でそのまんまのAORの歌声にほっとする。バックにはデヴィッドTウォーカー、ハーヴィーメイソン、ニールラーセンなど手練達が固めている

ニック・デカロの ONLY WITH YOU  しっとりと落ち着いた演奏と歌声で癒しの境地。 単なる懐古主義ではなくエバーグリーンな輝きを今も放っている

愛聴盤となることを願って










 


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