CASIOPEA  MINT JAMS

fielder

2013年07月07日 00:10

CASIOPEA  MINT JAMS 1982年 作

80年代には大ブームとなっていたフュージョン、日本のバンドではこのカシオペア、スクエアが人気でしたね

そもそもフュージョンとは。。言ってしまえば、ロックとジャズの融合(フュージョン)。基本的にインストゥルメンタル
つまりは、歌なしの演奏のみというもの。

カシオペアはそのキャッチーなメロディーと演奏テクニックの高さから大人気でしたね。現在(2013年)も、メンバーチェンジを
しているもののカシオペア3rdとして活動してます。

ということで、「棚からひとつまみ」



このアルバム、MINT JAMS 当時は、いとこのLPを借りて録音しカセットテープで聴き倒した記憶があります。
親に買ってもらったオーディオコンポ (テクニクスだったなぁ) は、6畳間のうち畳一枚分くらいの場所を占めていて
ウーファーは30センチくらいあってかなりの音量を近距離で聴いていました。
そう、当時はコンポの前で音楽をしっかり聴くことが当たり前というか、常識だったんですね。
そこでは、臨場感すなわち2チャンネルとして楽器の位相、居場所やテクニックを耳の高さにスピーカーを置いて聴きとっていたんですね。
そんなこともあったなぁとナツカシさのあまり98年発売のCDを買ってしまったといういきさつです。

ライブレコーディングでありながらほとんど観客の歓声や手拍子は収録されておらず、ほぼカット。
それでいてオーバーダビングは一切なし。という緊張感

朝焼け... もうこの曲は、紹介するまでもないカシオペアの代表曲。ファンならずともどこかで耳にしていることだろう。昔ならショッピングモールやスーパーマーケットなんかで無意識に聴いていたかもしれませんね。
どうしても、BGMとして流されてしまうのが日本の音楽文化の貧弱な所なのは情けない部分なんですけどね。

Time Limit...白バイ野郎 ジョンアンドパンチに流れててもぴったりハマりそうな(古っ)スリリングな曲。

ドミノ・ライン...いわゆるB面一曲目。疾走感いっぱいの爽快なまさにミントのような曲。
キーボード向谷のシンセが冴えてる。
ベースソロは櫻井、ドラムソロは神保の独壇場、ドラムのエフェクトが一音一音巧妙だ。二人のリズム隊の上で野呂のメロディアスかつガッツあるギターが心地よくってアルバム中、イチオシの曲。 
角松さんにぜひトライしてほしいとひそかに思っている一曲でもあります。

MINT JAMS・・・メンバー4人 野呂一生、向谷実、神保彰、櫻井哲夫のイニシャルを組み合わせたものだそうで、うまく命名したもんですね。ライブの迫力に緻密な音作りが実を結んだ名盤


余談ですが、カーティスクリークバンドっていう日本のバンドがパイオニアのCMソングに起用されてあの伝説の番組 タモリさんの「今夜は最高」の番組中のCM15秒か30秒によく流れてて、CMの中のイメージと音楽がほんとによくマッチしていてとても気になっていました。
番組はパイオニアの一社提供だったのでパイオニア製品のオーディオなどのCMが多かった。
カーティスクリークバンド、メンバーがフライフィッシング好きだということで名前になったというのは後になって知ったことで、これについては後の機会に取上げましょうか。。

洋楽フュージョンもたくさんあって、こちらも、追々 取上げたい。

白バイ野郎ジョンアンドパンチ ↓



愛聴盤となることを願って





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