AIRPLAY  

fielder

2013年07月14日 22:35

AIRPLAY  1980年 作

デヴィッドフォスター、ジェイグレイドンによるユニット。AOR(アダルトオリエンテッドロック)人気を決定づけたのはこのグループと言っても差し支えないほどの大名盤。。とのことだ。

というのも、私が買ったCDは90年発売のもの。当時はアドリヴ誌でAOR特集が組まれるほどのブームが再来していて食い入るように読んでいた。で、どうやら、エアプレイという幻のユニットのアルバムがスゴいらしい、ということを知りCDを買ってみたという乗りだったのが正直なところ。



ファーストインプレッションは、なんか古臭く感じた。良く言えば、なんとなくナツカシさあふれるロックっぽくてエネルギッシュなアルバムだなぁ、と。

デヴィッドフォスターという名前はどこかで聞いたことがあってなかなかきれいなメロディを奏でるピアニストってことだけは知っていたけども、時折聴こえてくるこのピアノはデヴィッドなのだろうか、ってな認識しかなかった。


2.Cryin' All Night... いかにも80’sなイントロと感じるのは、日本のミュージックシーンにも多くの影響を与えていた。つまりJ-POPのアーチストもエアプレイっぽい音をパクッて真似ていたところがあったように思う。
エネルギッシュで若々しいロックナンバー

4.Nothin' You Can Do About It...私のホーン好きからすると大好物なナンバーですよ。なんとも華やかなそしてドラマティックではつらつとした曲です。ジェイグレイドンのソロもいかしてる。

7.After the Love is Gone...E.W&Fのカバー  ボーカルのトミーファンダーバーグの歌のうまさが光る。曲ごとのクレジットはライナーにはないけれど、ジェフポーカロ、スティーブルカサー、レイパーカーJR、スティーブポーカロ、ジェリーヘイ、ゲイリーグラントなどが参加。TOTOとE.W&Fのメンバーが強力に参加となれば確かなはず、それだけで必聴ですね。

9.She Waits For Me...サビの疾走感で夏の暑苦しい気温が5℃は下がるなぁ。爽快さ極まる、シンセもカッコいいし、ギターもまた良し。

J-POPのアーチストのみなさんもこの音には衝撃を受けた、影響を受けたにちがいありません。改めてこうして聴いてみるとエネルギッシュでメロディアス、どう形容しようにも及ばないほど完成度が高いアルバムだけにたった一枚だけしかこのユニットでリリースできなかったのは残念です。その後、ふたりとも売れっ子になってしまったからエアプレイの活動はできなくなってしまったのですね。

AIRPLAYの由来は、、本来はラジオなどで曲が流れることを言うが、トミーも含めて三人とも飛行機が大好きだから、とのこと。

NHK-FMでは、AORの特集番組を不定期でやってますね。 2013年7月15日も、聴いてみましょうかね

愛聴盤となることを願って

エアプレイのブルースペック、紙ジャケで、出てますね。 リミックスまではできなかったようです。







 


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