角松敏生 performance 2014"the moment"名古屋

fielder

2014年05月10日 19:16

角松敏生 performance 2014"the moment" 愛知県名古屋市金山  日本特殊陶業市民会館フォレストホール 5月9日(金曜)

おわびしなければならないのは、アルバム発売前に「プログレ」と聞いて、大丈夫なん? って思ってしまったこと

2013年末の中野で、聴いた20分の大作が。。?? う~む、よ~わからんな。。

そりゃ、そうだわな、アルバムを聴きこんでない初耳状態なんだから。 15分のゴスペルは、初耳でも感動したんですけどね

で、アルバム発売からほぼ二ヶ月 聴きこんだ上でのライブ。 

3年ぶりのホールツアーは、アルバム THE MOMENTをひっさげて16箇所回る。そして、ツアー初日が名古屋 で、平日

キャパ2200  入りは、1200とのこと 一階は、埋まったのだけど。

それでも、熱いライブだったことには違いなかった

アスナル金山の、三尺三寸箸で、エナジー補給したあと向かった旧市民会館

ナツカシのお顔をロビーで拝見しご挨拶、席は13列08番 左寄りからの角度。席自体がセンターに向いていたため比較的見やすかった



さて、開場BGMは、yesのロンリーハートが聞き取れた。プログレへのリスペクトと解釈したのは考えすぎカモ?

開演MCは、佐野瑛厘さん でしたね。^^

10分押しで、開演

あのオープニングからでしたね ま、当たり前か。 

メンバーは、 左前 key 森さん 右にg 鈴木さん 左奥 sax 本田さん b 山内さん センター奥 dr 玉田さん 右奥 vo 小島さん vaho Eさん の、布陣

センター角松さんの傍らには、おなじみとなったティンバレス







曲目等は、ネタバレの内容なので、以下の追記にあります。

興味ある方のみ、どうぞ。  しかし、会場によっては演奏する曲に変化がある模様




1、 opening act feat.shiena デュエットでなくソロで。 高ぶりを抑えきれない。 大胆な細かい柄が入った薄いグレーのスーツに赤いシューズで登場

2、 リクエストno.2の初恋 ティンバレスたたきながらのこの曲、好きだなぁ saxの本田さんのブロウも良いっす

3、 リスエストno.5のTHE BEST OF LOVE サビのところの歌い方の変化が新鮮。良いグルーヴが生まれてましたね、ソプラニーノ印象的

エンディングから続く形で  オーディエンス着席で
4、 MELODY FOR YOU 赤いギターに持ち替えて。  この曲 久々だな。 うん、悪くないっすね

MC  このライブツアーの前に「聴きたい曲best3」 のファン投票 を行ったんですが(私もリクエストしました) 

角松さん曰く「失敗した~」ってことらしい。

今作のアルバム CD売れない昨今、やりたいことを楽しく演れたものを録音できて、それを買ったお客さんが楽しく聴ける。。という意味においては

良かった。と。

昨今は、いわゆるCDが「ファイル化」してしまって、一枚のアルバムを「ひとつの物語」 として捉えられなくなってしまった、と。

角松さんは、そのこだわりを表現するため、20分なり15分なりの長尺で真正面から聴いてもらいたいというアプローチをとった。

で、長時間な曲、 果たして長時間と感じられなくなっていた。 むしろ展開に引き込まれて楽しくって短く感じられたほど!

楽しい時間は、短く感じられるもの。。

5、 46億年の刹那  背後の幕が開くとクワイアが! その迫力、音ヂカラに圧倒  名古屋のクワイアチームの方々だそうだ

玉田さんのドラムがハジけ、角松さんのギターがうなる。フュージョンファンからするとこのセッションの雰囲気、たまらんねぇ~

それにしても、ほんと~満足な一曲に仕上がったモンだ

潮騒のエフェクトから

6、 リクエストno,7 still i’m in love with you これもアレンジの変化があった、 ポエトリーリーディングのようであったね

7、君をこえる日 ハンドマイクでステージを左右に使いながらしっとりかつ力強く。本田さんsaxと角松さんのギターのユニゾンにシビれる

MC  アルバム志向だった前事務所の意向に同調してシングルは、追わなかったためシングルヒットがないことが今になって良いのか悪いのか。

アルバムアーチストだからこそ、ファン投票も、バラけてしまったww そうだ。 なんせ260位まであるそうでww15位以降、一桁投票w おもろすぎますね
8、 Mermaid Princess  名古屋のファンの方に絵本をもらったそうでそこからこの曲が生まれたというエピソードが。名古屋にご縁あるんですね。リクエストno.9
9、 AUGUST RAIN  おぉ~、これはナツカシの久々に聴くナンバー みなさんいい選曲してるじゃないですか。好きですよこの曲

MC ゴスペルに触れるきっかけ。梶原順さんに聴かされたニューヨークの教会のゴスペルを収録したカセット。ここから始まった。ということだ。 

ギターの梶原順さんのお父様は神学者でニューヨークの有名な神父さまを紹介してもらって現地の教会に招待され、リアルなゴスペルを体験できたそうだ。それゆえ、日本人のクリスチャンでない角松さんは、易々とゴスペルをやるべきではない、と悟っていたそうだが神父様が、「waになっておどろう」をユーチューブで見て、角松さんにゴスペルをやってみたらどうかと薦めた、と。

そんなきっかけを与えたもうた梶原さんのお父様 残念なことに6日に亡くなられ、このライブ前日にお悔やみをしてきたとのこと

10、 GET BACK TO THE LOVE  名古屋のクワイアチームをバックに従えて見栄えとともに迫力のナンバーとなった。

予算的に厳しかったそうだが、地元のチームの協力を得て実現、やりくりでなんとかなった、というよりいやいやリハも大変だったと明かしていたが

すばらしい楽曲だ。

11、 君を二度とはなさない  ’92アルバム あるがままに より。こちらも久々で新鮮だった。dr 玉田さんのドラミング keyの森さんのソロがイカしていたね、このライブアレンジは好きです。

12、飴色の街  このイントロでゾクゾク、キターーー。名曲です。

13、TOKYO TOWER ここから終盤に向かって怒涛のアップナンバーが続く。ま、人気投票でこれはまず間違いなく上がってくるわナ。

14、 GIRL IN THE BOX ティンバレスを叩きながらの毎度おなじみの曲、REBIRTH 1で聴けるライブアレンジ

15、 もう一度、and THEN  アルバム 「fankacoustics」 で、聴けるアレンジに、も少しロックっぽくしたような。これも結構長い曲なんだよね

今改めて聴いてみると歌詞が沁みるよねぇ、「もう一度君の街へ戻りたい・・・」
 
エンディング  21:10




当然というか、お客さんは帰りませんわね。

アンコール

16、 ファン投票一位は RAMP IN  この曲「ただスチュワーデスにモテたかっただけなんじゃないの?」って自虐的に言ってたw

ファン投票の分析を角松さんしてましたね。今回の投票何が失敗だったか・・・ かなりバラけて260位まであったとのこと

また、上位15位以下はヒトケタの投票となったそうだ。 それぞれの年代のヒット曲があれば曲も集中したかも知れないが・・・と言ってました。

私もそう思う。歌いたい曲30曲程度のリストの中から投票するとか、年代を絞って。とかね。 今回はなにせ、幅が広すぎたね。w

MC 名古屋の入りは1200 一階はすっぽり埋まったものの上は空いてしまった。かつては、2days満杯だったのになぁ、と

あのお客さんはどこへ・・・?

負け、とわかっていて闘う、負け戦 「 死んでまいります 」 と。w

17、 クワイア再登場で、 WAになっておどろう  悔しさをふり切るように開き直りもあってか最高潮にノリノリ

18、 TAKE YOU TO THE SKY HIGH  名古屋空港は、無事にTAKE OFF ちょっぴり低空飛行ではあったけどね^^

19、 NO END SUMMER  最後は、この曲  大切に歌い継がれている。 ファンとの絆、契りみたいなモンだからね

これで終了かと思いきや、お客さんの手拍子は鳴り止まない。。 一部のお客さんは会場を出てしまっていたけれど、私は一生懸命手を叩いて

ステージの明かりが点くのを待った。

 モアアンコール!

20、 21:56  本当の最後の曲は、震災の痛みに奇しくもダブった歌詞が沁みた。 ALL LIFE IS PRECIOUS




初日ということもあって、まだ硬さ、手探り感はぬぐえなかったけれど、回を重ねた後半の渋谷や大阪あたりは、ますます盛り上がってくることでしょうね。

なんたって「修行」とまでメンバーに言わしめた厳しいリハーサルを超えてきたんですからw

私は、次回は大阪 梅田。 良い旅を。 めげずにがんばろう

アルバムの紹介を、まだ記事にしていないので、近々に。。




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