角松敏生 performance2018 ブレス フロム ザ シーズン 名古屋
20180522 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(中ホール)
(このライブ、見終えたあとであるのにまだ、アルバムレヴューを書いていなくて焦っております)
2018年4月25日発売の ブレス フロム ザ シーズン2018 を受けてのライブ
ファンの方はすでにアルバムをリピートして予習はカンペキでしょうから
ライナーノーツの本人執筆の22,000字の思いの丈はかみしめているのでしょう
「jazz的なもの」への落とし前、今のスキルで表現できうる
ブラスアレンジで再構築したリメイクされた過去の曲たちをとくと楽しんでみましょう
金山駅から会場までの地下連絡通路のポスター
カラッと晴れた五月の名古屋
平日火曜日の1200のキャパは、大変ちゃ、大変だと思いますが
当日券はたった9枚だったそう
それも完売して、買えなかったお客さんにごめんなさい、したそうです
満員御礼 (やったね!)
ワタシは、左よりのちょい後方
入場入口のポスター
グッズを買う列に並んでたら、「名古屋のクイーンDJ」^^ 佐野瑛厘さんをお見掛けしたのでちょっと立ち話
東海地区のプロモーションには佐野瑛厘さんなしには語れないと言ってもいいほど。
今夜も、「影アナ」をガンバッておられましたね^^
フライヤーを表裏ここに貼っておきます
ツアー初日は、大阪。 名古屋は2日目という、 カドマツさん本人も初日の緊張を乗り越えてちょい油断が、悪魔が・・・なんとか、て言うてたかな
そういえば、オープニングのもちろんあの曲は、鳥肌モンでした
配置は、左半分に4リズム
小林信吾さんピアノ、後方上段に
山内薫さんベース、センター後方に
荒山諒さんという20代前半のドラマー、
小林氏の右に (見た目が陶芸家とも称される^^)ギター
梶原順さん
センター角松さんの傍らにはもちろん、ティンバレス
右半分は、今回の主役、
ブラスセクションが三列で陣取る
サックスチームの親方は、
本田雅人さん
トロンボーンの親方は、
中川英二郎さん
上段 トランペットも親方がいらっしゃって盤石の体制 でバンドメンバー17人
以下、斜め文字は 【角松さんの会員制無料メルマガ より転載】
しかし、昨日は、たくさん、ハプニングしちゃいましてすみせんでした。
オープニング3曲目で歌の出だしを間違えるという(苦笑)
散々、やっているのに、パッと頭が真っ白になって忘れてしまう、ということが、ごくたまに、ありましてね。悪魔の悪戯、と呼んでますが(笑)
悪魔、降臨しましたね〜。曲が始まると同時に、あれ?歌、どこから
入るんだっけ?という感覚に襲われます。え~~い!いいや!
ままよ!って思いっきり歌ったら全然違ったという(笑)
曲中で、「間違えました~!すみませ~~ん」と絶叫謝罪しながら
曲は止まらず、強引に進行。お客様は湧いておりましたがね。
そう、悪魔に負けないためには、そこでパニクらず強行突破するに
限るわけです。(苦笑)しかし、その後も動揺を引きずり若干声枯れ
してしまった場面もあり、そうなると悔しさスイッチが入りまして、
腹に力を入れなおし、ファースト MC後は、気を取り戻し、
後半は声がぐんぐん伸びてきたので一安心。
なんといってもお客様の熱い歓声が一番の起爆剤ではありました。
それでも その3曲目はブラスのとても映える曲で、涙をこらえるのに必死でした
アルバムに入れてもらっても遜色ない
you're my~の英語ヴァージョンは新鮮だったし、
ブラスがフィーチャーされてる印象的な曲コーナー
ramp in のトランペットソロはグッと来た
june bride のトロンボーンソロのテクニックとエモーショナルなフレーズは、凄いと誰でもわかる
ソロの時に最前列までお出ましになるからしっかり聴くことができて素晴らしい演出
ルパンのスキャットがヤマトになったり、なんかハマってたなぁ
can't you see ミュートトランペットの音色を聴きそびれることなくしっかり聴いてほしいですね~これもブラスの魅力のひとつ
サックスチームは、フルートに持ち替えて、ある意味とても「白っぽい」のが素晴らしい
gazer のこの疾走感が、ブラスのきらめき、パワー感を際立たせてた、一番の魅せどころだった
13人のブラスのこの厚み、塊で飛んでくる感覚ってなかなか味わえない
中ホールのこの距離感で、ほんとうに良かったと思えた瞬間でしたなぁ
吉沢梨絵さんの才能には以前から注目していましたからこのアルバムに参加されているのはとても喜ばしい事柄
それだけに、名古屋にお越しになれなかったのは残念無念でしたなぁ
airport lady で、ウチから折ってきた紙飛行機をすべてテイクオフしてしまったため
take you to~ で、サルサヴァージョンを、そしてちょろっと通常ヴァージョンをじっくり楽しめた
アンコール含めの二時間半 MCもちゃんと時間取ってた割に、なんでしょね、この充実感
18曲くらいやって間延び感がなくって見どころ、聴きどころ多かったですね
小林氏の復活も喜ばしいし、荒山さんのドラムは蝶ネクタイスーツの如くキリっとしてた。
エレクトリックウッドベースともいうべき?(すいません、名前わからない)ベースの演奏も注目の山内さん
ブラスの高音にバランスしてか、いつもよりもより低音が響いていたなぁ
陶芸家梶原師匠はjazzフレイヴァーにはかかせない御人、jazzのキャリアも豊富ですから間違いない人選です
今回のツアー、裏番長は、なんといっても本田雅人さんでしょうね、
まとめるのは大変だったでしょうけどブラスバンマス、グッジョブでしたなぁ
以下、 【角松さんの会員制無料メルマガ より転載】
皆様の応援に助けられ、最終的にはうまくいきました名古屋公演、
開催日にソールドアウトという、滑り込みですが、以前に私が、
予告していたように、ツアーが始まったことでその内容が拡散されて、
これは、もっと見ておきたい、見に行くべき、と、考える方が、
後から増えてくるのではないか、という現象が起き始めているように
思います。この温度が、仙台、福岡、へと繋がれますように。
そしてさらにその各地の地場の皆さんが、ご覧になって拡散されることを
祈ります。
いや、ほんと、もう一回観られる聴けるモンなら聴いておいた方が良いですって。
昨今のリメイクシリーズが、点となって線に結ばれたとき、どんな景色を見せてくれるんでありましょうか?
オフィシャルでたまに開けられるwebレターシステムよりも前身にあたる一方通行メールみたいなものに、
「ブラスはどうだろうね?フィーチャーしてほしいですね~」のようなニュアンスで提言、進言を昔したような記憶があります。
ま、それを叶えてくれたというような簡単なモンじゃないでしょうけど
こうして形になって2018年の今、アルバム発売、そしてツアーが行われたのは
あまりに個人的ではあるんですけども嬉しいったらありゃしない
これは、CDのジャケ
こちらは、30年前リリースの breath from the season CD