スティーブガッドさんが来た中野サンプラザのライブから早くも1年が経ちました。今年も、こうやって心身ぼろぼろになりながらもどうにか中野に来ることができました。12日は、
バラードコレクションも発売され、この日を心待ちにしていました。
1年、みなさんはこの1年、早かったですか?遅く感じましたか?歳とると早く感じると言われることが多いですが、ボクのこの1年はというと、釣りのオンシーズンは、とても早く、オフになった途端、おそーく感じましたね。それだけ釣りが充実していたということでしょうか。 われらが、カドマツさんは、ライブ、DVD制作、バラードコレクション、またライブと相変わらずのおいそがしさ。春には、相棒ともいうべきブルースマンを亡くし、内心きつい状態だったと思い量るところ。ボクも今年の年明け早々に彼を見ていただけに、悲しんだ。しかし、角松さんにはしっかり前を向いて歩いていて欲しいと願う。
とはいえ、今日は、すでに忘年会で巷は大騒ぎの様相のはず。名古屋からの新幹線は相変わらずビジネスマンで満席だったが
今夜はハジけてやるぜ!って思ってたヤツもいたろう。
20071213 角松敏生 performance 2007~2008 ”player’s prayer” RETURNS 中野サンプラザホール
参戦!
新幹線は、品川でビジネスマンのほとんどが降りてしまい車内は閑散としてしまったが、寝不足をわずかに解消した脳内は、メーカーの頼るところではなく、すでにはやる心を抑えきれない。ついに到着
サンプラザホテル17階の眺め→
この階段を昇れば会場です
平日とあって仕事帰りのスーツ姿の方が、開場を待つ行列に多く見受けられる。サンプラザホテルをエレベータで降りるとすぐ入場できるのがここのよいところだが外の空気を吸おうと正面玄関をでたら真冬の寒さになっていてあわてて中に入った。
お世話になってるレコード会社のセールス氏を訪ねて、ロビーでもろもろ世間話。グッズをあれこれ買ってあっという間に開演10分前。
5分押しくらいでスタート。エンジのスーツに帽子姿で登場、メンバーは、
フルスペックという全員集合状態で万全。
ほぼ完成形プラスおちゃめなアレンジ、アイデアをちりばめたすばらしいステージ。
ブートキャンプは飛び出すわ、
オッパッピーは出るわで余裕さえ感じられた。
泣かせてくれるし、笑わせてくれるしで。
prayerアルバムから、「アイシテル」は、森さんの低くうなるシンセベースのグルーヴがここちよいし、相変わらず「マネキン」がキャッチーでボクのお気に入り。友成さんのシンセソロと今剛さんのギターソロのバトルは白熱していたし、パーカッションの大儀見さんと田中さんはラテンアフリカンな、なおかつ小気味よさが光ってた。
ドラムの江口さんは、ガッドさんにリスペクトしてるんかな、スティックが黒だったのを見逃してはいない。
ベースの松原さんDVDでなかなか決められなかったあのフレーズ、さすがばっちり決めてくれました。
キーボードの小林さん、冷静沈着なプレイだがこのバンドの大事な屋台骨であることを改めて確認した次第。
凡子さんとチアキさんのコーラス隊は、その一声で、あっという間に奄美、沖縄地方にボクを連れ去ってしまうスゴイ二人だ!
チアキさんは、今回、特によく声が通っていた、透き通っていたと感じました。
今回の座席は、少し右寄りだったため、小林さんのピアノと今さんのギターが良く見えましたが、改めて今さんのギタープレイのスゴさ、(音色も好きです)に感動しました。森さんのグルーヴィなシンセベースもほんと良かった。
角松さん、シタールギターを弾いて1曲やってました。うん、まさにシタールの音色。興味深かった。
紙飛行機も飛ばせたし、アーレイヤーと合唱できたしで、
ダブルアンコールも決めてくれてありがたやー、の境地。
で、終演。ロビーで、ぼーっとしていたら、先ほどのセールス氏。声を掛けて来て、「本人にあいさつしていきますか?」と。
「1年の、ごほうびみたいなもんです」と。
ボク「い、いいんですか、もちろん、お願いします」 いわゆるバックステージで関係者20人ほどいるなかを順番にごあいさつ。
ボクを覚えてくださった(もう、敬語です)ことが何よりうれしく、
握手してくださった(敬語です)のも感動。これで本人と対面したのは5回目くらいか。
ひとり忘年会のつもりで上京したのが、なんとも忘れられない夜となった。ここに、改めてBMGセールス氏、O氏に感謝申し上げます。
ってことで、昨年と同様、中野本通りドンキ近くのラーメン屋でとんこつ白湯ラーメンをすすった。
興奮が冷めやらない。
ところが、部屋に戻った途端、ハイな状態から開放されたか、
バタンキュー(
いまどきこんなフレーズ使うか!)
第二話につづく。
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