タイミングの悪さ
毎度の定点観測 ひるがのSAです
7月の第1週、ひょんな事から連休が取れた。となれば、年に何度も連休など取れない仕事柄、ここぞとばかりに釣りに向かおう。今回の出釣、ついに釣り旅行とも言える片道250キロを超える距離になる。遅番勤務後2時間半の睡眠で眠いのなんのってコーヒーとドリンク剤で体とアタマを無理やり起こして6時発、ETC割引を適用するため何がなんでも8時までに関ICに到着せねば。朝のR156、渋滞であせったがなんとか7:54IN。そういや東海北陸道5日には、ついに全線開通だそうで日本海方面は釣り場としては、どうなんでしょうかね。
さて、天気は、長良川SAで土砂降りの雨。ひるがのSAは、御覧のとおり雨で視界もよくない。
こんなトンネルを抜ける頃は、雨はあがり、釣りになるかどうか。
降ったり止んだりでレインジャケット着なくても苦にならない程度で渓に立ちました。いつもならばすぐに反応あるはずのこの川の上流部、11時をまわったころではおさかなさんは早めの昼寝と決め込んだか?EHC12番やブラックパラシュートを投入するも反応あるもののフライに追いきれなくて食いが浅くバレまくり。10打数3安打ってとこでしょうか。あと2秒いや1秒でもそこにとどまれば食うんだけどなぁ。
何匹もバラすもののようやくネットイン。あっという間に、脱渓点まで来てしまい、まだ、イブニングには時間があるので、下流部の集落に行ってみよう。
さかなが溜まりやすい場所というのはなさそうだけど、小さいサイズが釣れそうな気が。
せいぜいひざ下10センチ程度の浅瀬なので川の中央まで行って比較的大きめの石まわりに付いてそうなポイントを狙うと12、13センチくらいのかわいい岩魚が4,5匹。ネットに入れるまでもなくフックしてすぐリリース。
遠くに見える橋の下は、堰堤になっていた。堰堤って結構期待するものの結果でないこと多いんですよね。
さて、
問題は、この堰堤のすぐ下の淵になってるところ、流れがゆるい、いわゆるカガミになってるところで1匹キャッチしたところで18時半をまわってぼちぼちイブの時間、EHC12番をポトリと意識的に派手に置いたわけですが、数投目でゆっくり、まさにゆっくり出たのは
岩魚にちがいない。上流に向かったと思ったら今度は下流に走り出した。なんとかロッドワークでこらえようとするも、SAGE VT2では経験のない力強さ。
30メートルくらい下流に向いて護岸の大石をぴょんぴょん乗り超えて追う。
何を思ったか、強めにロッドを立てたら
「プツン」 しまった!く~、くやし。 しもた~、7xのまま、やった。大物に備えて5xにするべきやったなぁ。
40センチクラスは、確実にあった。
ま、ボクは、
「やりぬく」ことはできんかったけどね。
19時あわててロッドをしまい、ここから1時間弱かかる峠越えの町のビジネスホテルへ。そのうちに大粒の雨、雷雨で豪雨。
ホテルに着いた後で、よかった。と、このときは思っていたが、
翌日のことなど知らずに。
翌朝、快晴。ホテルの朝食バイキングで、朝飯とは思えない量を「フルコースディナー早食い競争」の如く(なつかし!)がっつり食べて、昨日の川のとなりの川の上流へ。雑誌「フライフィッシャー」にも今月載っていたその川に向かう道中で迎えてくれたのは、かわいいおさるさん
目当ての川に到着すると、
ありゃー!大増水、濁流でカフェオレ色。これじゃあ竿出すことできずに、あてはずれ。
昨日の川に戻って竿出せそうなところを探すことに。
流れが急すぎて、川を渡れない。もうちょっとのところで流されそうになって焦る。
「いわなは、石を釣れ」と誰かが言ったそうですが、まさにそのとおり。
今日は5xです。
昨日の大物を逃したポイントをふたたび訪れましたが、濁流で無理。
水は、引きそうにもなく、そのまま撤収。
帰りの、ひるがのSA ヒルガニアン珈琲とけいちゃんうどんを食す。なんとなくけいちゃんが増えたような気がします。
念願のソフトクリームも食べましたよ。車まで携帯を取りに戻って撮影するころには溶けはじめてこの有様。
でも、うまかったです。
本音をいえば、梅雨の晴れ間ってとこを狙いたかったのですが、夜の豪雨が、増水を招いて残念な結末に。
タイミングが、悪かったという、おはなしでした。
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