いきなりクライマックス
7月末の平日。木曾馬が、出迎えてくれたその渓は、尺ヤマトがいるという。同行の
narukawa119さんからの情報。
前回、泣き尺を釣り上げたnarukawa119さん、今度こそ尺、の期待は、渓に向かう車中で意気込んでいたところ。
林道を進むと、現われたのは、大きなプール、ガケをなんとか降りてリュックからロッド、ベストを取り出しすぐ支度にとりかかる。
10メートル近くあるだろうか、滝といえるほどに大きな落ち込み。水温9.6℃。narukawa119さんがまず、トライ。水量はたっぷり。白泡が切れるあたりにフライを投げると魚のフィーディングレーンとなる筋にフライは流れる。壁にぶつかろうとするとき大きな魚影が。
フックするも首をふられ、バレた。narukawa119さん、かなりくやしいご様子。
尺サイズは、絶対あったそうな。
次、ボクの番。同じように流すと、同様に、ゆら~っと魚影が・・・。しかし、食わず。これもかなり大きかった。
尺サイズが、少なくとも2匹はいるのか! 右岸側を攻めるのはひとまず休んで左岸側。手前から順番に核心部分にフライを置いていくセオリー通りにやり、際の1メートル離れたあたりにフライを置くこと
数秒で、一閃。
ズシリと手ごたえ。
ロッドを倒してバレることを回避。ネットにおさまったのは、
真っ黒なヤマトイワナ!メジャーで測ると31センチ!
ついに尺ヤマト。
記念に、もう一枚。
プールを攻めるnarukawa119さん
ああ、幸せ。あっという間に、
いきなりクライマックスを迎えてしまい、あとは、どんどんnarukawa119さんに先行していただきました。しかし、この渓、グッドサイズが、ポイントには必ずいるものの、期待の尺は、そうなかなか出ません。いくつもの滝を巻きながら進みました。
陽があたらないために魚体は真っ黒です。
湿った腐葉土は、ズルズルすべり足もとが、不安定です。一歩間違えば谷底へ、という危険な場面も・・。
相変わらず、林道歩きで、すぐバテて足が上がりません。
イブニングで、少々ハッチが、あったもののサプライズは、起こらず。
森の精、モリゾー&キッコロの御利益でしょうか。またまた、EHC#12 バンザイで、ございます。
マキシマ7X9Ftのリーダーも、良かったですよ。
渓にいるときは怪我のないように釣ることに夢中であまりよくわからなかったけど、
家に帰ってきて、このブログ記事を書いている今になって、すんごいこと、つまり尺ヤマトを釣ったことに満足している次第。
記念にA4プリントしておきます。
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