青い水から

2012年2月11日　ホイットニーヒューストン　急逝




音楽業界にいたころは、アーチストの死亡後の追悼展開を極端に避けていました。
人の死を商売にしたくなかった。生きている間の、現役のときにアーチストにスポットをあてて評価してあげたかったから。
たしかにマスコミで取り上げられそれがきっかけで再び聴いてみようという方もいるでしょう。業界としては、商品をそろえるのは、顧客の求める物に応えるという観点では間違っちゃいないけれど、けれど私はなんかひっかかる。

こうして、私自身ブログ記事を上げることさえもどうかと慮ったが、デビューから日本の地方の片隅で愛聴してきた者にとって彼女の急死はショックの何ものでもなく。

デビューしたての１ｓｔ　２ｎｄの初期のあののびやかな歌声は衝撃的かつ魅力的だった。私のカーステレオには、いつもホイットニーのカセットテープ、ＭＤ、ＣＤがあった。
ボビーブラウンとの結婚で、なにもかも破たんしてしまった。最近はダークな話題ばかりだったが映画の出演などで復活の道を探っていただろうに。

それにしても早すぎるじゃないか、マイケルしかりホイットニーしかり。アーチスト稼業は相当なプレッシャーと戦っているのだろうか。
私と５歳と違いやしない、４８歳とは。

２００９年　作　「　Ｉ　ＬＯＯＫ　ＴＯ　ＹＯＵ　」　が　最後となってしまった　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安らかに。